レアジョブの無料の新スピーキングテストで200時間のレッスンの効果を試した結果は・・・
レアジョブのスピーキングテストが新しくなりました。
AIを使った新しいスピーキングテスト、しかも無料
AIを使って、自動採点され、短時間で結果が返ってくるようです。
リニューアル後、高校生とビジネス英会話利用者からテストが受講できるようになっていました。
日常英会話コースでは2020年7月の初めでは受験できなかったのですが、いつのまにか、7月の後半には受験できるようになっていたので、200時間のレッスンの成果を試すべくチャレンジしました。
今まではテストに2980円(安心パッケージ980円に入っていると、1回980円)かかっていましたが、今回は追加料金なし、無料です。
もちろんレアジョブを利用していないといけません。
テストの実際と感想(質問少しネタバレあります)
テストは5つのパートに分かれていました。
簡単な質問に20秒で答える。10問。
最初は好きなスポーツは?などの簡単な質問でした。ただ答えるだけだと時間が余ってしまうのでbecauseと理由もつけて制限時間内は話すようにしました。
段々と複雑な質問になってきて、仕事に対するモチベーションを保つコツは?などと抽象的な問いになっていきました。
文章を読む。8問
発音だけでなく、意味の塊ごとに読むように心がけました。
Daily news articleで音読してきた効果が試されている気がしました。
質問に対して、答えるべき3つのポイントに沿って60秒で答える。1問。
「仕事ができる同僚」というテーマで、どんなところが良いのかといった質問が3つあり、それに答えました。
話すときに時間も表示されるので、3つのポイントを20秒ずつ話すことを意識して答えました。
ビジュアルを示されて、60秒で説明する。1問。
棒グラフがでて状況を説明しましたが、それほど特徴的な結果を示したものでなく、いちいち目に見えるものを説明するようにしました。
シチュエーションを与えられ、会話する形式で、30秒で質問に答える。4問。
今回は「会社の面接」についての会話でした。会話形式といっても相手が質問してくるのでそれに答えることになります。話を進めるヒントになる内容が3つ書かれていました。1つ目の質問で、ヒントに内容にも沿って時間いっぱい話しましたが、話した内容に関連ある質問が3問目に出てきて、さっき話したじゃんと思いながら同じことを繰り返しました。その質問のトピックに限定して関して答えるのがよいと思いました。
3,4,5ではそれぞれ40秒の準備時間も与えられました。
日常英会話コースでは月に1回の受験ですが、高校生・ビジネス英会話コースでは月に2回受けられるようです。2回目は受けていませんが、その都度質問内容は変わるのでしょう。→同じでした。
3回受けたのですが、質問内容は変わりませんでした。ただ、内容が分かっているからといってスコアが伸びたわけでもありませんでした・・・毎月変わってくれた方がありがたいですけど、今後どうなっていくかに注目です。
トラブル発生…
私のネット環境が悪かったためか、回答の送信に時間がかかり、20分で終わるはずのテストが倍以上かかりました。途中で回線が切断されたりして、やり直す羽目になったり。やり直すときは最初からではなく、途中からになります。
パート5の3問目までは持ちこたえたのですが、そこで限界を迎え、アクセスできなくなってしまいました。カスタマーサービス的なメールアドレスが表示されたのでそこに連絡し、再度受験できるようにしてもらいました。
今度は良い環境に変えたら、予定の20分ほどで受験終了しました。
結果
10分で結果が判明!レベルアップしました!
結果はテスト終了後から1時間以内には出ました。3回目に受けたときは10分後にはもう出ていました。
以前のテストは結果が出るのに2週間ほどかかっていたので、だいぶ短縮されました。
1年前は151/300点、B1/レベル6、
半年前も155/300点、B1/レベル6だったのが、レベルアップしました!
今回は以前のようなscoreはありませんでした。
以前は「CEFR-J」という日本人にあった評価法で、レベルもただ「Level」とあったのが、
今回は「CEFR準拠Level」、「RareJob Level」と微妙に変わっています。テストの形式が違うので厳密に比較は困難ですが、同じ評価法と考えて、上達を喜んでおきます。
項目ごとの評価とアドバイスがあり
Range:表現の幅 |
B2 and above |
Accuracy:正確さ |
B1 |
Fluency:流暢さ |
B2 and above |
Interaction:やりとり |
B1 |
Coherence:一貫性 |
B1 |
Phonology:音韻 |
B1 |
具体的なアドバイスも書いてありました。
私の場合は、
受動態を活用した方が自然な言い方になるときがあるので、使ってみましょう
とのことでした。
例えばA told me that---とAさんに指示されました、というより、I was told that---と私はそう言われていますと責任をあいまいにした方がいい場合に有用です。
他には、間をとるのにHmmを使うのもよいでしょうという、実践的なアドバイスも。
感想
何回か受けていくと、点数が伸びるポイントが分かってきそうです。試験のための勉強というとなんだかマイナスイメージですが、ポイントを意識することは大切だと思いました。
以前のテストと比べると、AIによる評価となりますが、
スピーキングテストが無料になり、
しかも採点も早くなりました。
テストが受けやすくなり、よりモチベーションの維持に役立つと思います。
皆さんの参考になれば。