monosoda blog

アラフォーが育てている人間力や英語力、趣味のモノを紹介する雑記ブログになる予定

役に立たなかったGrammar in Use<英語学習者の定番教科書>

多くの英語学習者がおススメするGrammar in Useをもれなく使ってみたので、その感想を綴ります。ちなみに私は、35歳から英会話をマスターしたいと思い立ち、英語学習を再開した男です。TOEICを受けたのは、おそらく英語力が一番あった大学1年生の頃で650点でした。リスニングとスピーキングはイマイチな、典型的な日本の英語教育を受けて者です。受験英語ではまぁまぁ得意なほうだったので、文法は知っているつもりでおりました。

 

 

Grammar in Useとは?

世界で一番売れている英語の教科書です。

英語を英語で学びましょうというスタンスです。

基本はイギリス英語で初級、中級、上級があり、アメリカ英語バージョンもありますが、初級と中級までです。

私がやったものより新しい版が出ていて、イギリス英語の中級に第5版がでていますが初級・上級は第4版、アメリカ英語の初級・中級は第4版が最新です。答えありと、答えなし、ebookタブレットだけ?)付きのものがあるので注意が必要です。Amazonでは古い版もまだ売ってるので注意して下さい。

 

私がやったのは一番の定番?の青いやつ、イギリス版の中級(edition:最新より一つ前)でした。

注意点ですが、イギリス英語だったので、theaterがtheatreになっていたり、centerがcentreだったり、colorがcolourだったり、gasoline(gas)がpetrolだったり、lineがqueueだったりします。あとはhaveがhave gotになっていて多少困惑しました。Grammar in Useをまとめた分かりやすいサイトで、スタンダードな青いやつを買っておけば間違いなしとあったので、私も買いました。内容にほとんど差はないようですので、イギリス英語圏に留学するとかいう目的がなければアメリカンバージョンがいいと思います。アプリもありますが、こういうやつはページをいったりきたりして確認がすぐできるもの=本がいいかなと思っています。もちろん音声も重視して、両方あればいいんでしょうけど。本にもeBookという音声学習ができるものが付いているものも選べます。差額は数百円だったので私はeBook付を買いました。タブレットにダウンロードして使えるはずですが、面倒で使いませんでした。

 

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私が使ったイギリス英語の中級。現在のより一つ古い版です。表紙はこっちがかっこいい。

 

役に立ったところ

未来の時制の使い分け

番役に立ったのは未来の時制の使い分けですね。私が高校時代に習った知識では、willは意思を含んだその場の思い付きの未来で、going toは意思の意味は含んでいない未来という感覚でした。この本によると、willはその場で決めたけど、going toは前から決めててまだarrangeはしていない未来のようです。一番驚いたのは、現在進行形が確定した未来に使えるということでした。

英語学習を続けていくうえで、英語の文法用語、名詞はnoun, 動詞はverb、副詞はadverb、形容詞はadjective、現在形はpresent、過去形はpast、現在完了形はpresent perfect、過去完了形はpast perfect、比較級はcomparativeといった言葉を覚えるのには役に立ちました。この文法用語は、オンライン英会話で説明されるときに出てくるので役立ちます。

一番会話に役立つであろう句動詞phrasal verbも最後の方に充実していましたが、なかなかこの年になると暗記しようということができませんでした…

 

役に立たなかったところ

未来の時制以外はあんまり…

未来の時制以外は正直、特に印象に残っていません。

 

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現在進行形が、すでに心に決めていて手配済みの予定といった、未来に使える。

誰が、どのテキストをやるべきか

すべての人にお勧め、ではない。けど、やるならアメリカ版かな

ネットで調べると誰もがおススメするテキストですが、正直なところ、大学受験まで英語を勉強した人にはあまり必要ないかなと思いました。アラフォーの固くなった頭には、印象に残る気づきがないと定着がしないようで、私の場合は後半はこなすだけになってしまいました。

もちろん、使い込めば込むほど、ナチュラルな英語が身に付くと思いますし、私が使いこなせてないだけかもしれません。文法があやふやだから勉強したい!と思っている人には、間違いないと思います。時々参考にするこちらのサイト(日刊英語ライフhttps://kiwi-english.net/)ではこのテキストの例文を解説に使っていてとても分かりやすいので、使いこなせれば最強だと思います。

 

多くのサイトでは、これは絶対イイから、このサイトからクリックして買ってね!というと同時に、他の英会話教材も勧めてくることもあるので、なかなかホントの体験談が分かりません。また、そのサイトを書いている人が自分と同じレベルかによってもオススメ具合が異なりますので、調べても調べてもなかなか決断できませんよね。そこの迷っているあなた、迷っている時間は無駄なので、とりあえず買って、まず勉強を始めてみましょう!合わなければやめればいいだけです。買うのならば、日本人が慣れている英語表記のアメリカバージョン中級(4th edition)、ebookはなくてもよし、です↓